ケーブルと解像度

世の中にはHD動画やらDV動画やら色々ありますが、VJをする上で必要になる知識は画面の解像度と
ケーブルによる最大解像度の違いになります。
都内の箱であれば、ほとんどの場合プロジェクタは設置されていますがVJブースまで伸び
ている、もしくは取り回す必要のあるケーブルはほとんどの場合下記の2種類になります。


#コンポジットケーブル:形状は下記参照。
 最大解像度480i(720x480)
 取り回しのよさ、コストの面では優れたケーブルです。ただし、ノイズが乗りやすく映像はそれなりです。















#Sビデオケーブル:形状は下記参照。
 最大解像度480i(720x480)
 コンポジットケーブルよりも若干コストはかかりますが、その分コンポジットケーブルよりも綺麗な映像になります。
















高解像度の映像を用いない限りは上記のケーブルで事足りるのですが、もし更に高解像度の映像を使
用したいという場合は以下のケーブルが必要になります。
どのケーブルが使用できるかはプロジェクタに拠るので、自前のプロジェクタを使用する場合以外は
事前にどのような接続端子があるかの確認が必要になります。


#RGBケーブル:形状は下記参照
 最大解像度:1080i(1920x1024)


コンポーネントケーブル:形状は下記参照
 最大解像度:1080i(1920x1024)、720p(1280x720)


#D1-5ケーブル:形状は下記参照
 最大解像度:
 D1:480i(720x480)
 D2:480p(720x480)
 D3:1080i(1920x1024)
 D4:720p(1280x720)
 D5:1080p(1920x1080)


#DIV-Iケーブル:形状は下記参照
 最大解像度:1080p(1920x1080)


HDMIケーブル:形状は下記参照
 最大解像度:1080p(1920x1080)


なお、ものすごく大雑把に分類すると。
末尾がi(インターレス方式)のものより、p(プログレッシブ方式)の方が同じ解像度でも映像が綺
麗です。
また、映像の優劣を不等号で表した場合は下記のようになります。


コンポジット≦Sビデオ<<480p<<<720p≦1080i<<<1080p


あなたの機材がPCメインで、もし高解像度の映像を用いようとする場合、非常にマシンパワ
ーが必要になります。また、高解像度に対応した機材は高価(特にビデオミキサー)になりま
すので、計画はご利用的に。自分の機材や映像素材に適応したケーブルをご選択ください。
なお、私は主にSビデオケーブル(長さ各種最大10m)を用いています。