MIDIコントローラ

VJソフトによっては、マウスやキーボード以外の外部コントローラを用いての制御が可能なものがあります。
そこで活躍するのがMIDIコントローラです。


MIDIコントローラ(wikiから引用)

MIDIコントローラー(ミディコントローラー、英: MIDI controller)とは、
MIDI規格を利用した電子楽器の演奏や、MIDI規格を利用した諸機器の制御に用いる、
入力機器(ヒューマン・インタフェース・デバイス)の総称である。


VJソフトではフェーダー、つまみ、ボタン等、様々な制御をソフト上で行えるようになっていますが、
それらを物理的に制御するための機材になります。
無くても困りはしませんが、あると非常に便利な装置です。(下記の価格はあくまでも参考価格です。)


・各種MIDIコントローラ 0.3-60万円程度 


個人的感想:
先にも述べたとおり、VJをする上で必須となる機器では無いのですが、あると非常に便利な装置です。
具体的な例で示すと、VJソフトModul8のつまみを調整したり(画面上で1cm程度のツマミをマウスで調整するのは非常に不便)、
VJソフトGrandVJの各種フェーダーを2つ3つ瞬時に動かしたり(マウスだと1つだけ制御するのが精一杯)、
VJソフトResolume(に限りませんが)の映像素材やエフェクトを瞬時に切り替えたり(これはキーボードへのアサインで代替可能)
するのに、キーボードやマウスで行うよりも早く正確に行えるのが特長です。
私の場合は、一部を除いてプレイを自動化せず、手動で各種制御を行っているので、必携の装置になっています。
また、ソフトをマウスで制御しているのに比べて、物理的にツマミやフェーダーを触ってソフトを制御するのは安心感が違います。
世の中には大小様々形状のMIDIコントローラ(鍵盤型やフットペダル型、パッド型、ベース型、ギター方型、
はてまた改造したiiリモコンや各種ゲームコントローラ、またはiPhneやiPadでもMIDI送信できるアプリもあります等、様々なものがあります)
があるので、ネットで調べたり実際にお店で触ってみて導入を検討してみるのもよいかも知れません。
個人的にはつまみやボタンが多いものがお勧めです。(ただし、VJソフトによってはMIDIコントローラ非対応や一部対応のものもありますので、ご利用は計画的に。)




使用機材:
我々のチームでは、各人各様のMIDIコントローラを使用していますが、私個人では見栄えと機能の両面を検討した結果、
Edirol/PCR-300を使用しています。
キーボード部分は32鍵盤有り、フェダー、つまみの数も充分数備えているので慣れると非常に便利な製品です。
また見栄え的にも目立つので、イベントで一緒になった方々との話の種にもなります。
(実際これで何やってるんですかと、イベント中にもよく尋ねられます)
ただ、重さが2.9kgある上、容量的にも嵩張るので、ただでさえ他の荷物の嵩張るVJ用途には、
携帯性の面でお勧めできない製品でもあります。。。
(そんな私も夏場の持ち運びに辟易して、AKAI/APC40を新しく導入しました。製品として非常によいものだし、気に入ってるのですが。。。)
なお、他のメンバーはKorg/nanoシリーズを使用しています。この製品はコスト/携帯性の面で非常に優れているせいか、色んなVJさんが使用しているのを見かけます。