兎に角、実践に勝る経験は無し

まずは自分が何を持っているか確認。
何も無い人はDVDプレーヤーx2とビデオセレクター。
ノートPCを持っている人はとりあえずノートPCで、などと人によって構成は変わりますが、
自分の例を挙げると、最初に持っていたのはノートPCx1台という状態だったのでそこから始めることにしました。


まずは趣味として始めるにあたり、いきなり色々機材を買い込むのもなんなので、
なるべく最小の構成を目指しました。
最小構成である自前のノートPCx1台でVJを始めようとするならば、当然VJ用のソフトがあった方が便利だということで、
最初はデモ版のあるVJソフトを何点か試してみました。
とりあえず、初心者でも感覚的に使用することが可能で、且、
現在もアップデートを行っているソフトというのを一通り使ってみて、
候補に挙がったのはGrandVJというソフト。
初心者でも説明書を読まなくてよいほど簡単に扱えて、ディスプレイもデュアルスクリーン対応の優れものです。


Arkaos/GrandVJ
http://www.arkaos.net/category/index.php?catid=1
上記URLよりデモ版がダウンロードできます。


次に考えたのが、VJ用の素材(=動画)をどうするかということです。
DJの素材(=曲)は広く一般的に流通しているものなのでよいのですが、
VJ用の素材はそうもいきません。
ただ、そこでつまづいているといつまでも本番に臨めないのもまた事実。
そこで私の場合は、友達から素材を提供してもらうという楽な手段を取りました。
今では自前で素材を用意していますが、素材の準備というのは手段であって目的ではないので、
最初のうちでも慣れてきた時でも、VJとして曲にあわせた最適な表現をする為の素材は自分のオリジナルだけじゃなくてよいと思います。
例えば、同じ曲でもアーティストが違えばそのアーティストの色が出るのと同じく、
同じ素材を用いてもタイミングや表現方法で自分なりの色が出せるからです。


以上、長々となりましたが、要点は2つ。
1)兎に角、まずは実際に場数を踏むこと
2)その為の準備をなるべく手間をかけずに行うこと


結果は後からついてきます。
まずは実践できる準備を整えて、現場に出向きましょう。
失敗すると嫌でも自分に足りないところが見えてきますから。