フェードとカットイン

VJをやっているとよく耳にする単語で、それぞれ代表的な映像切り替え方法となります。
まずは単語の意味から。


フェード(wikiより引用)


フェードは映像編集技術用語のひとつである。フェードイン(fade-in あるいは fade-up)とフェード
アウト (fade-out) の2種類がある。
フェードインは「一色の状態から徐々に映像が見えている状態に移り変わること」であり、フェード
アウトは「映像が見えている状態から徐々に一色に移り変わること」である。「一色の状態」は、古
くは黒が多かったが、編集機材の発展に伴い黒縛りはなくなり、現在では「ホワイトフェード(白か
らのフェードイン、白へのフェードアウト)」なども多用されている。主として物語の展開の上でひ
と区切りつける必要がある場合に使われる。
2つの映像の片方をフェードアウト (FO) し同時に他方をフェードイン (FI) することで画面を切り
替える手法をクロスフェード・ディゾルブ・オーバーラップという。ファイナルラップとは違う。


カットイン(wikiより引用)
あるショットに別のショットを挿入することをカット・インという。この場合は、主となる長めのシ
ョットに従となる短めのショットが切り込まれるが、二つのショットが対等である場合はカットバ
ックという。


上記の説明を読めば意味は伝わるかと思いますが、大雑把に説明しますと、AとBの2つの映像を用意
した場合、フェードとはAの映像からリニアにBの映像に切り替える方法。カットインとは瞬間的に
Aの映像からBの映像へ切り替える方法のことを指します。
私の場合、前者はほとんど使いませんが、曲と曲が徐々に切り替わっていく際、後者はBPMに合わ
せてテンポよく映像を切り替える際、フラッシュバック的に映像を出したい際等に使用しています。


今回は代表的な映像切り替え方法を説明しましたが、ソフトや映像ミキサーによっては、様々な映像
切り替え方法が存在するので、自分なりに使い方を見極めて色々な方法を試してみるとよいと思いま
す。