映像サンプラー

予めサンプリング(≒録画)しておいた映像を出力可能な装置です。
PCと違ってフリーズする可能性が低く、映像プレーヤーと同じく信頼性が高い機材になります。
ただし、映像プレーヤーと違い、主にVJ用途(狭い用途)に製造された製品になるので価格が割高になりがちです。
VJ用途として代表的な製品は以下のとおりです。
(なお、Edirol CG-8はサンプラー(静止画のみ)としてだけではなく、ビジュアライザの機能や豊富なエフェクト機能を持っています。)


Korg/Kaptivator 製造中止 (中古8万-15万程度)
Roland/Edirol P-10 10万程度
・Rorand/Edirol CG-8 25万―35万程度


個人的感想:
ビデオミキサーと同じく初期投資で買うには無謀な装置です。
しかし、流石VJ用途に特化された製品だけあって、あると非常に便利です。
PCさえ安定していれば無理に導入する必要は無いと思いますが、あくまでハードに拘る人にはお勧めの製品になります。
(特に宇川さんのKaptivatorのインタビューを読むと、非常に欲しくなります。)
VJソフトでも同じことができると言ってしまえばそれまでですが、機材好きやプレイに安定性を好む方にはたまらない装置だと思います。
また映像のポン出しのレスポンスを考えると、これほどそれに適した装置はないと言えます。


使用機材:
我々のチームでは、この装置は未導入です。
ただ、将来的にはEdirol CG-8(約7kg)を持ち運ぶ術が確保できたらという条件付で導入予定です。
テルミンを髣髴とさせるDビームで映像を操りたいのです。