映像素材の準備 -2-

まず結論から書きます。
物凄いクオリティの5分の映像素材を1個作るよりも、
3〜18秒位の簡単なループ映像を100個作った方が、表現に幅が出ます。


ただし、映像素材の準備-1-でも述べたとおり、最初は映像素材をほとんど持っていないのが当たり前です。
それがVJとしての最初の一歩を踏み出すハードルを上げていることは否めないのですが、映像素材を増やすこと自体は実は至極簡単です。
その為には、例えば映像編集ソフト、【ただし、エフェクト機能がついたもの】
(例えばMacを例にとると、Final cut Expressに限らず、比較的安価な映像編集ソフトが検索すれば沢山ひっかかります)を用意すればよいのです。
例えば、Aという映像素材を持っていたとして、それにエフェクトをかけたものを用意すれば、理論上、エフェクトと、
そのエフェクトの組合わせの数だけ映像素材を増やすことが可能です。
(勿論、全てがVJ用途に使えるわけではないので、あくまで理論上の話ですが。。。)


このようにして、映像編集ソフトのエフェクトや編集機能を駆使して少ない素材を増やすことに専念しておくと、自然と映像編集技術と映像編集の基本が身に着きます。
最初にこの方法を採っていると、後々の高レベルな素材作成にも役立つこと共に、当然素材も増えていくという、一石二鳥のお勧め素材増殖法です。